Bjørnさんに会えました。

ついに、Bukkene Bruse på Badeland(3びきのヤギのブルーセ プールでおおさわぎ)の作者であるBjørn F Rørvikさんに会うことができました。
数日前にBjørnさんより「小学校1年生に本の読み聞かせをするので時間があれば参加しませんか」とご連絡をいただきました。
幾つかの小学校を回るというお話だったのですが、ちょうど娘の通う小学校も予定に入っていたので参加させてもらいました。

Bukkene Bruse(3びきのヤギのブルーセ)はノルウェーの民話です。
日本では福音館書店さんから「3びきのやぎのがらがらどん」という絵本が出ていますね。子供の頃、私も愛読していましたがノルウェーのお話だと知ったのは大人になってからでした。

Bjørnさんはこれを現代版に書いた作品を発表し、これがノルウェーで大ヒットしました。

現在までにBukkene Bruse på Badeland (3びきのヤギのブルーセ プールでおおさわぎ)、Bukkene Bruse vender tilbake (3びきのヤギのブルーセ 老人ホームでおおさわぎ)、Bukkene Bruse begynner på skolen(3びきのヤギのブルーセ 小学校でおおさわぎ)の3冊が出ております。

子供だけでなく、保護者にも人気がある作品です。
人形劇やアニメにもなっているんですよ♪

さて、本日のBjørnさんによる本の読み聞かせはBukkene Bruse begynner på skolen(3びきのヤギのブルーセ 小学校でおおさわぎ)でした。小学校1年生にぴったりですね!

小学校への入学通知を受け取った3びきのやぎの兄弟。
名前はどれもブルーセといいました。

ブルーセたちはスクールバスに乗って小学1年生になります。
ところが、小学校の校長室からは変な物音が・・・。
小学校のトイレに行かず、外で用を足してしまったブルーセ達は先生に叱られ、校長室に呼び出されます。
一番小さなやぎのブルーセが校長室のドアをノックします。
トントントン。
「だれだ、おれの部屋のドアをノックするやつはっ!」
「ぼくです。一番小さなやぎのブルーセです。校長先生に叱られにきました」

この後、二番目やぎのブルーセ、一番大きなやぎのブルーセも続きます。
なんと、校長先生はあのトロールだったのです。
校長室に入ってからのドタバタ劇は痛快で、子供たちも担任の先生も笑い転げていました。最後には消防のレスキューが出動する自体となるエンディングなのですが・・・テンポよく進むストーリーに、可愛らしいイラストがマッチしていて最高でした!

IMG_0844
Bjørnさんはエンターテイナーですね。読み聞かせが上手で引き込まれました。

読み聞かせの後は、絵本に登場してくるトロール校長を工作しました。
好きな色鉛筆でベースを書いて、トロールのパーツを糊で貼り付けていきます。
ピンクの可愛いトロールや、真っ赤な怒りん坊や、おとぼけ顔トロール。
みんな、夢中になって取り組みました。

 

「続きのお話は書かないの?」
「そうだねぇ・・・」
「3びきのヤギのブルーセ、ケーキランドに行くはどうかな?」
「レゴランド、アフリカ、買い物に行くがいいんじゃないかな?」

子供たちからは次々と魅力的な意見が飛び出しました!
続きの絵本が出来たら、本当に素敵だなぁと思いました。
可能性はありそうですよ☆

Bjørnさん、素晴らしい機会を下さってありがとうございました。

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